作り方は、スパイスと香味野菜をじっくり炒め、酢を加えてアチャール液を作ります。
粗熱が取れたらゆで卵と合わせ、冷蔵庫で一晩寝かせれば完成です。
時間をおくほどスパイスの香りと酸味がなじみ、美味しくいただけます。
74.キーマカレーチャーハン
冷凍キーマカレーの、ある日の使い道
いつも来てくださるお客様と、入り口で少し立ち話をしました。
「うちの娘、このキーマカレーが大好きなんです。いつもカレーチャーハンにしているんですよ。」
市販の冷凍揚げ茄子を加えて、さっと炒めるだけ。
手はかけすぎない。でも、娘さんの好きな味を大切にしていることが伝わってきました。
当店のキーマカレーは、水分をほとんど残さないドライタイプ。
だからごはんと炒めてもベチャつかず、パラッと香りよく仕上がります。
作り方
・フライパンにバターを少し溶かし、解凍したキーマカレーを弱火でゆっくり温めます。バターを加えると、コクと香りが引き立ちます。
・市販の冷凍揚げ茄子を加えて軽く混ぜます。
・温かいごはんとミニトマトを加え、火を強め全体を炒め合わせます。
・仕上げに塩をパラリ。醤油をほんの数滴たらすと、味がすっと引き締まります。
これは私のおすすめのひと工夫です。
お好みで目玉焼きを添えてもよく合います。
お昼の12時、キッチンで5分。
冷凍キーマカレーが、ひと皿のカレーチャーハンになって、今日も誰かのお昼ごはんになる。
お客様から教えていただいた使い方に、私から少しだけひと工夫を添えて。
そんな一皿も、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
75.スイカのチャート
夏に食べたい、スイカのチャート
チャート(Chaat)はインドの屋台でおなじみの、賑やかなおやつの総称です。
サクサクのスナックに豆やジャガイモ、ヨーグルト、甘酸っぱいチャツネ、スパイスが混ざり合って、
ひと皿で酸味も甘みも辛みも楽しめます。以前ご紹介したチャートマサラを使って、
今回は夏らしくスイカで仕立ててみました。
日本でスイカに塩をかけるのと同じように、インドでは、スイカにスパイスをかけて食べます。
甘くてみずみずしいスイカに、スパイスの香りと塩気、ぴりっとした辛さ、
レモンの酸味が重なって、口の中に「甘・辛・酸」の世界が広がります。
ある夏の日、サラダの代わりにと作ってみました。
大きめに切ったスイカにチャートマサラとレモンをまとわせて、
仕上げにセブというインドの揚げ菓子をぱらり。いいアクセントになります。
火を使わないので、暑い日にもうれしい一品です。
写真にはタマリンドと黒糖で作ったソースが写っていますが、これは別の日のもので、
このレシピ自体には使っていません。
タマリンドはマメ科の植物の果実で、強い酸味とコクのある甘さを持つ、
インドやタイではおなじみの食材。
味わいに深みを出したいときは、こんなソースを添えても楽しいかもしれません。
食卓に出すと「スイカにこんな食べ方があるんですね」と、みんな興味津々。
角切りにしたスイカに、赤玉ねぎとチャートマサラ、レモン汁、お好みのスパイスをさらっと和えて
セブをかけます。よく冷えたスイカで、ぜひ試してみてください。